車中泊だけではなく、キャンプや防災用など、最近は、ポータブル電源の注目が集まっていますね。
しかし、ポータブル電源は種類が多く、「どのメーカーや容量が良いのか分からない」と悩んでいる人も多いと思います。(我が家もそうでした、、、、)
今回は、いろいろ調べた結果を書けたらと思っています。
ポータブル電源を選ぶために知っていたほうがいい基礎知識
- バッテリー容量の目安
- W(ワット)とmAh(ミリアンペアアワー)の違い
- バッテリー出力の意味
- 価格と容量の関係
バッテリー容量
ポータブル電源のスタミナを表すのは「バッテリー容量」です。容量はバッテリーのスタミナを表し、容量が大きいほど給電・充電できる時間が長くなります。
W(ワット)とmAh(ミリアンペアアワー)の違い
ポータブル電源の容量の単位は「Wh(ワットアワー)」または「mAh(ミリアンペアアワー)」で表示されます。この2つの単位は、バッテリーのタイプによって異なります。
おおよそ10000mAh=36Whです。
バッテリー出力
ポータブル電源のパワーを表すのは「バッテリー出力」です。ポータブル電源で給電の充電速度に関わるのがバッテリー出力です。特に、ポータブル電源では、定格出力が重要!
- 定格出力:安定して電力を出力できる電力の量
- 最大出力:瞬間的に出力できる電力の量
ポータブル電源の価格と容量の目安
ポータブル電源は機能性の高い製品が多い一方、価格も非常に高価となっています。価格が大きく関係するのが電池容量です。電池容量が大きいほど高性能となるので、本体価格も高くなります。
バッテリー容量と価格の目安
- ~500Wh = 2~5万円
- 500Wh~ = 5~10万円
- 1000Wh~ = 10~15万円
- 1500Wh~ = 15万円~
2000W~の超大容量ポータブル電源の比較
ここでは、車中泊でガンガン使いたい人が持っていることの多い2000W以上のポータブル電源について書きたいと思います。
Jackery ポータブル電源2000 pro
【2160Whの大容量・2200Wの高出力モデル】定格出力は2200W、瞬間最大出力は4400Wあるため、アウトドアで電化製品を使用することに加えて、停電時には家庭用冷蔵庫を稼働させることも可能なぐらい大容量。さらに4つの温度センサーを搭載し、充電時の温度を監視。過充電などの異常事態をすぐに察知し、高い安全性を備えています。
EENOUR P2001
大容量2000Wh、高出力2000Wでほとんどの電化製品に利用可能。そして、高性能のDUAL CPUを搭載し、ACコンセントとソーラーを同時に充電することが可能になり、充電時の安全性を確保した状態で、0%から100%の満充電まで、1.5時間ほどしかかからない優れもの。
EcoFlow DELTA Max 2000
容量を拡張出来るポータブル電源です。そして、わずか2時間でフル充電できる。電池残量の確認や出力の切替は、本体の液晶ディスプレイもしくはWi-Fiによる接続でスマートフォンのアプリから確認操作が可能です。
定格出力2000Wで15デバイスを同時充電可能。2年間の長期保証と国内サポートがある。
BLUETTI
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載で、一般的なリチウムイオンバッテリーと比べて長寿命なので長く使えます。スマートフォンを置くだけで簡単充電できます。省エネルギー ECOモード搭載。
500~900W ポータブル電源の比較
車中泊やキャンプにもっていたら、あったら便利だなという500~900Wクラスのポータブル電源について書いていきます。
EcoFlow RIVER Pro
720Whの超大容量ポータブル電源ですが、サイズはコンパクトで、重量も軽い。本体の満充電は1.6時間で完了。専用アプリで自由に操作できるのは、助かりますね。
デメリットもありました。本体の冷却ファンの音がそこそこ大きいので、キャンピングカーで車中泊する人は注意が必要です。
Jackery 708
192000mAh / 700Whの超大容量、さらに最大出力1000Wの高性能でありながら、重量は6.8kgと超軽量設計!同性能ポータブル電源の中でも、持ち運びやすさは抜群です。
デメリットまでは、いかないですが、消費電力の大きい電化製品を利用すると冷却ファンの音が鳴りますが、うるさすぎるわけでもないとの口コミを見つけました。
BLUETTI EB70
とにかく見た目がかわいい。716Wh/700W、本体満充電時間3.75時間。
デメリットは、出力の高いドライヤーなどは給電できません。
ポータブル電源 おすすめアクセサリー
単体の利用でも機能性が十分高いポータブル電源ですが、関連アクセサリーを使用することで、性能が一段とアップします。また、長く使用するために活用できるものもあります。
ソーラーパネル
ソーラーパネルは大抵付属していません。別途購入する必要がありますが、ポータブル電源と同様に様々な種類の製品が販売されています。
キャンピングカーのメインバッテリーからポータブルバッテリーへの充電は、推奨されていないので、長期旅行とかで、ポータブルバッテリーの充電をしたいときに便利かもしれないです。
今後、夏に向けて、充電が必要な場面が増えてきたら、うちも購入検討したいと思っています。
購入するときの注意点
- 屋外で利用するので、安心して活用できるよう防水・耐衝撃加工の製品がいい
- ポータブル電源とソーラーパネルの相性(基本的に端子さえ合致すれば接続可能ですが、メーカーによって推奨されるソーラーパネルもあります)
ポータブル電源とソーラーパネルをセットで販売するメーカーもある。
収納ケース
実際我が家でも、収納ケース購入しました。
キャンピングカーと、家への、持ち運びや、わんこを飼っているので、抜け毛などからも、守ってもらっています。キャンピングカーで、わんこだけの留守番の時も、いたずら防止にもなるかもしれません。
故障の原因になりやすい、水や砂、ほこりから、守ってポータブル電源の寿命まで使い切りましょう。
表面の入出力端子に保護カバーがなく、また本体を冷却するための放熱孔が開いているため、防水性能を搭載できないのが基本なので、収納ケースをつかって、ポータブル電源を保護しましょう。
ポータブル電源は、性能の高さを重視したいところですが、その分価格が上昇したり、充電への持ち運びがしにくくなったりと、購入後に想定と違って後悔しないためにも、選び方を理解することが重要!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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